車検の流れ

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車検とは

車検とは、国が定めた安全や環境の基準をクリアしているかどうかのチェックをする検査で、 あくまでその時点での車の状態をチェックするものです。検査に合格したからといって、その先も安心して乗り続けられるものではありません。

現行の車検制度は、目視による確認による点検が主体で、電子装置システムなどに対応する項目は含まれていないため、当社では独自にコンピュータ・システム診断を始めとした、最新整備を実施しています。 また、お車の状況によっては、交換時期となりました定期交換部品、劣化、消耗した部品の交換をお勧めしております。

法定2年点検の点検項目

整備士より
国の定める法定2年点検における56箇所の点検項目の一例です。
例えば、ブレーキ・シュー(パッド)が摩耗し残量が少なくても、ブレーキが効けば継続検査には合格します。法定2年点検では、ブレーキを分解してシュー(パッド)残量の確認、交換要否の判断をしますので、未然に故障を防ぎ、安心を提供できます。
(1)かじ取り装置(2)制動装置(3)走行装置
(4)緩衝装置(5)動力伝達装置(6)電気装置
(7)原動機(8)ばい煙・悪臭のあるガス・有害ガスなどの発散防止装置(9)その他(マフラーの機能など)

テクニカル診断としっかりブレーキ整備

整備士より
専用テスターを使用することは、単にメーター内に表示されたメンテナンスのランプをリセットすることが目的ではありません。補正機能により、ドライバーが気づかない故障情報を自己診断機能(セルフダイアグノシス)が記憶しているため、情報確認することで大きなトラブルを回避することができます。
(1)電子制御ユニット(ECU)基本点検
電子制御ユニット(ECU)基本点検では、自動車診断でもっとも重要なバッテリー&オルタネーターチェックと、コントロールユニットの診断を行います。
(2)ファイブガステスター診断
排気ガスによりエンジンの燃焼状態を確認します。理想的な排ガス状態であるかどうかを5ガス(CO、HC、CO2、O2、NOX)を分析することで、無駄な燃料が出ていないか、エンジンが不具合を起していないかなどを診断していきます。
(3)足回り診断
タイヤと路面が適正に設置されているか、また車の乗り心地や曲がる際の安定性にとって重要なショックアブソーバー、ブレーキの効き具合等の診断を行います。
(4)しっかりブレーキ整備
摩擦により出たブレーキパッドの削れた粉塵により効きが悪くなります。ブレーキ整備(分解、清掃、組み立て)を行います。

定期交換部品・消耗部品の交換

整備士より
走行距離や時間の経過とともに劣化する部品や使用に伴い摩耗及び消耗する部品は、適切な時期での交換が必要となります。また、点検の結果、必要となった整備を実施します。
(1)ブレーキパッド&ブレーキパッドセンサー(2)ブレーキディスク(3)ブレーキフルード
(4)エンジンオイル(5)オイルフィルタ(6)ワイパーブレード
(7)ウィンドウウォッシャー液(8)点火プラグ(9)Vベルト
(10)トランスミッションオイル(11)トランスミッションオイルフィルタ(12)エアフィルタ[コンビネーション/チャコール/ダストフィルタ]
(13)エアクリーナ(14)燃料フィルタ(15)バッテリー

完成検査

整備士より
国の定める保安基準に適合しているかを、各種検査機器等を使用して確認する最終チェックおよび車検証の記載事項と車両の同一性の確認等を行います。
(1)サイド・スリップ・テスト(2)ブレーキテスト(3)スピード・メータ・テスト
(4)ヘッド・ライト・テスト(5)排ガス測定(6)下廻り検査

精算・納車・郵送

整備士より
検査完了です。精算後、お車のお引き渡しとなります。
管轄運輸局等で、車検証(自動車検査証)の更新手続きを行います。保安適合書の期間(2週間以内)に更新された車検証、ステッカー等をレターパックプラス(日本全国一律:520円)にて郵送させて頂きます。
ご精算・検査終了・郵送書類
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